その姿勢、身体の不調の原因かも?
猫背、巻き肩、ストレートネック、
反り腰を徹底解説
デスクワーク、スマートフォンの長時間使用、運動不足…
現代の生活習慣は、知らず知らずのうちに私たちの姿勢を崩しています。

北浦和で肩こりの改善におすすめの整体-北浦和の肩こり専門整体院の肩こり改善におすすめ記事-7
特に「猫背」「巻き肩」「ストレートネック」「反り腰」といった不良姿勢は、見た目の問題だけでなく、様々な身体の不調の根本原因となっていることが非常に多いです。
「肩凝り」や「腰痛」はもちろんのこと、頭痛や腕の痺れ、慢性的な疲労感など、全身の不調に繋がることも少なくありません。
この記事では、これらの代表的な不良姿勢それぞれの原因や、硬くなってしまう筋肉、それによって引き起こされる様々な症状、そして不良姿勢が引き起こす問題点について詳しく解説します。
さらに、ご自身でできる効果的なストレッチ方法や、当店のロルフィング®︎全身改善コースで不良姿勢が改善され、それに伴う症状が良くなる理由についてもご紹介します。
代表的な不良姿勢の原因と特徴
私たちの身体、特に背骨には、重力に対して効率よく身体を支え、衝撃を吸収するための自然なS字カーブがあります。
不良姿勢は、このS字カーブが崩れた状態であり、特定の部位に過剰な負担をかけてしまいます。
猫背・巻き肩・ストレートネック
これらの姿勢はしばしば同時に現れます。
- 猫背: 背中の胸椎部分が過剰に丸まり、肩が前に突き出た状態です。
- 巻き肩: 肩関節が内側にねじれ、肩全体が前方に突き出た状態です。猫背に伴って起こりやすいです。
- ストレートネック: 本来ゆるやかに前にカーブしている首の骨(頸椎)が、まっすぐになってしまった状態です。猫背やうつむき姿勢が原因で起こりやすいです。
原因: 長時間のデスクワークやスマートフォンの使用によるうつむき姿勢や前かがみ、運動不足による体幹筋や背筋の筋力低下、胸やお腹の筋肉の短縮、精神的なストレスによる身体の硬直などが挙げられます。
これらの要因が複合的に絡み合い、頭部が前方に移動し、それを支えるために背中が丸まり、肩が前に出てくるという悪循環を生み出します。
反り腰
腰の骨(腰椎)のカーブが強くなりすぎ、お腹を突き出し、お尻が後ろに突き出たように見える状態です。
原因: 骨盤の過度な前傾が主な原因です。長時間座る姿勢による股関節前面の筋肉(大腰筋など)の短縮・硬化、腹筋や大臀筋といった体幹やお尻の筋肉の弱化、ハイヒールの常用、妊娠による体型の変化などが挙げられます。
これらの要因により骨盤が前方に傾き、バランスを取るために腰椎のカーブが強くなってしまいます。
不良姿勢で硬くなる主な筋肉とその影響
不良姿勢は、特定の筋肉を常に引き伸ばしたり、逆に縮こまらせたりといった不自然な状態に置くため、これらの筋肉が硬くなりやすいです。この筋肉の硬さが、様々な不調を引き起こします。
猫背・巻き肩・ストレートネックに伴い硬くなる筋肉:
- 大胸筋・小胸筋: 胸の前面にある筋肉。巻き肩で短縮・硬化しやすく、肩甲骨を前方に引っ張り固定してしまいます。
- 僧帽筋(上部)・肩甲挙筋: 首から肩にかけての筋肉。ストレートネックや猫背で頭部を支えるために過剰に緊張し、肩凝りや首の痛みの原因となります。
- 斜角筋: 首の側面。ストレートネックや巻き肩で硬くなりやすく、神経や血管の圧迫(胸郭出口症候群)による腕の痺れに関与します。
- 後頭下筋群: 後頭部と首の付け根の深層筋。ストレートネックや眼精疲労で緊張し、頭痛の原因となります。
- 咬筋・側頭筋: 顎周りの筋肉。ストレスや不良姿勢による噛みしめで硬くなりやすいです。
- 菱形筋: 肩甲骨と背骨の間。猫背で引き伸ばされて硬くなり、肩甲骨内側の凝りや痛みの原因となります。
- 脊柱起立筋(特に胸部): 背骨に沿った筋肉。猫背で引き伸ばされて硬くなり、背中の張りや痛みの原因となります。
反り腰に伴い硬くなる筋肉:
- 大腰筋・腸骨筋(腸腰筋): 腰椎から股関節前面にかけての筋肉。長時間座る姿勢で短縮・硬化しやすく、骨盤を前傾させ、反り腰を助長し、腰痛の原因となります。
- 脊柱起立筋(特に腰部): 腰の背骨に沿った筋肉。反り腰で常に緊張・短縮しやすく、腰痛の大きな原因となります。
- 腰方形筋: 腰の側面。反り腰に伴う腰の不安定性やバランスの崩れで硬くなりやすいです。
- 大腿四頭筋(特に大腿直筋): 太ももの前。股関節にもまたがるため、反り腰に伴う骨盤前傾の影響で硬くなりやすいです。
- 大殿筋(特に大腿直筋): お尻の筋肉。この筋肉が弱くなると、反り腰になります。
不良姿勢が引き起こす様々な症状と問題点
不良姿勢は、硬くなった筋肉や骨格の歪みを通じて、以下のような様々な症状や問題を引き起こします。
- 肩凝り、首の痛み、腰痛: 最も一般的で、不良姿勢による筋肉への継続的な負担が直接的な原因です。
- 頭痛: 筋緊張性頭痛など、首や肩の筋肉の緊張が原因となる頭痛です。
- 背中の張りや痛み、肩甲骨内側の凝り: 猫背や巻き肩による背中や肩甲骨周囲の筋肉への負担が原因です。
- 腕や手の痺れ: 首や肩周り、脇での神経や血管の圧迫(胸郭出口症候群など)が原因となる可能性があります。
- 慢性的な疲労感: 身体を支えるために無駄なエネルギーを消耗したり、血行不良や自律神経の乱れが生じたりすることが原因です。
- 呼吸が浅くなる: 猫背などで胸郭が狭まり、肺が十分に膨らみにくくなるためです。
- 血行不良: 筋肉の緊張や姿勢による血管の圧迫が、冷えやむくみに繋がることがあります。
- 消化器系の不調: 姿勢の悪化が内臓を圧迫し、消化機能に影響を与える可能性が指摘されています。
- 関節への負担と変性: 不均衡な体重のかかり方が、膝や股関節、背骨などの関節の軟骨のすり減りを早め、変形性関節症のリスクを高めます。
- 見た目の変化: 老けて見える、自信なさげに見えるなど、外見的な印象に影響を与えます。
- メンタルヘルスへの影響: 身体の不調が続くと、気分が落ち込んだり、集中力が低下したりすることがあります。
当店で「不良姿勢」は“根本改善”出来る理由3選
「姿勢を良くしようと胸を張っても、疲れてすぐに元に戻ってしまう…」 その場しのぎの姿勢改善で終わらないためには、見た目だけでなく、身体の“中身”から変える必要があります。当院が、その場しのぎではない根本改善を提供できるのには、明確な3つの理由があります。
理由① 姿勢の“土台”である「足元と骨盤」からアプローチするから
家の土台が傾けば、家全体が歪むのと同じです。私たちは、首や肩といった部分的な問題だけでなく、身体全体の土台である**「足元(足裏の接地)」や「骨盤」の傾き**を詳細に評価します。専門的な整体でこの土台を安定させることで、その上に乗る背骨は自然と正しい位置に戻りやすくなり、姿勢が崩れる原因を元から断ちます。
理由② “天然のコルセット”である「呼吸とインナーマッスル」を正常化するから
良い姿勢を「頑張って」維持しようとしていませんか?本当に姿勢を支えるのは、お腹の深層にあるインナーマッスルと、その働きと密接に関わる「呼吸(横隔膜の動き)」です。私たちは、呼吸の改善やコアコンディショニングを通して、この“天然のコルセット”を再起動させます。頑張らなくても、内側から身体を自然に支えられるようになり、疲れ知らずの美しい姿勢が手に入ります。
理由③ “正しい姿勢”の感覚を「脳に再教育」し、無意識レベルで定着させるから
長年のクセによって、あなたの脳は「悪い姿勢」を“普通の状態”だと記憶してしまっています。整体で身体を整えた後、その「楽で心地よい姿勢」を脳にインプットするエクササイズを行います。「これが正しい位置なんだ」と脳が再学習することで、意識しなくても自然と良い姿勢が保てるようになり、根本的な改善へと繋がります。