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【なぜ痛みがぶり返す?】身体の“代償”を知れば、本当の原因が見えてくる

【代償についての学び】

こんにちは♪
北九州市の整体院-訪問リハのBLUE MOON 院長菊池です。

このブログでは、「痛みが戻ってくる理由」を記載しております。
痛みや凝り感が強く、整体やマッサージに行っても、なかなか治らない方のお力添えになればと思い、記事を書きました。

改善の光が見えてくると思いますので、是非一読してみて下さい♬


「痛いところをマッサージしても、その場は楽になるけど、すぐに元に戻ってしまう…」
「長年、腰痛と付き合っているけど、もう良くならないと諦めている…」

もし、あなたがそんな経験をしているのなら、それはアプローチする場所が間違っているからかもしれません。 実は、あなたの身体の中で起きている不調は、本当の“犯人”と、そのせいで“とばっちり”を受けている被害者との関係性の問題なのです。

この身体の仕組みを解き明かす鍵、それが「代償(だいしょう)」という考え方です。

「代償」とは?身体の中で起きる“無理なかばい合い”

私たちの身体は、たくさんの筋肉や関節がチームのように連携して動いています。 しかし、何らかの理由で、チームの一員である特定の筋肉や関節がうまく働けなくなると(“サボりが生まれ”)、他のメンバーがその仕事を引き受け、無理に頑張って動きを補おうとします。

この、「どこかが動かない分を、他が庇って無理をする」こと。 これが、身体における「代償(代償動作/代償パターン)」と呼ばれます。

【具体例:肩を上げる動作】

  • 本来の動き: 肩甲骨と腕の骨がスムーズに連動して腕が上がる。
  • 代償動作: 肩甲骨周りの筋肉が硬くて動かない(“サボり”) → 代わりに、首や肩関節の筋肉を過剰に使って、肩をすくめるように腕を上げる(“頑張りすぎ”

この場合、痛みはどこに出るでしょうか? そう、無理に頑張りすぎた首や肩です。

痛みは「結果」。本当の原因は「サボっている」場所にある

もうお分かりですね。 あなたが痛みを感じている場所は、多くの場合、他の誰かの仕事を肩代わりして、過労で悲鳴を上げている“頑張りすぎ”な場所なのです。

つまり、痛みや不調は「結果」であって、「原因」ではありません。 いくら悲鳴を上げている場所を癒しても、その原因である“サボっている”場所が仕事に戻らない限り、またすぐに“頑張りすぎ”な場所は過労に陥り、痛みがぶり返してしまうのです。

リハビリとは「脳の再教育」である

では、どうすれば“サボっている”場所は、また働いてくれるのでしょうか? それは、筋肉を鍛えるだけでは不十分です。長年サボっていたことで、脳がその筋肉や関節の「正しい使い方」を忘れてしまっているからです。

そこで必要になるのが、「脳の再教育」です。 脳に対して、「ここの筋肉は、こうやって使うんだよ」「もう無理して頑張らなくても、ちゃんとこの関節は動くんだよ」と、正しい動きのプログラムを思い出させてあげる。 この、動けるように脳を再教育していく過程こそが、本当の意味での「リハビリテーション」なのです。

専門的な治療とマッサージの決定的な違い

この「代償」という視点を持つと、専門的な治療とマッサージの違いが明確になります。

  • マッサージ: 悲鳴を上げている“頑張りすぎ”な場所(結果)を、一時的に癒すアプローチ。
  • Blue Moonの施術: 詳細な検査で、仕事を“サボっている”場所(原因)を特定し、そこが再び正しく働けるように、身体と脳にアプローチする。

私たちは、感覚が鈍ってしまっている場所(専門的には固有受容感覚が低下している部位)を、様々な検査によって的確に見つけ出します。そして、その原因部位に対して集中的にアプローチしていくこと。これこそが、私たちの提供する専門的な治療です。

最後に

痛い場所だけを見る対症療法から、身体全体のチームワークの乱れを見る根本改善へ。 あなたの身体の“本当の原因”を見つけ出し、脳と一緒に正しい動きを再教育していく。 もし、あなたが今度こそ本気で身体を変えたいと願うなら、ぜひ一度、私たちの施術を体験しに来てください。

いつでも、お気軽にご連絡下さいませ。
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